角一さん、満枝さん
角一さんと満枝さんはおしどり夫婦。この二人といるととても癒されるのです。
海運業を営まれていた角一さんは40台で仕事を辞めました。
なぜでしょう。
答えはPTAの会長を務めるため。
PTAの会長を15年やったその後、飛島の自治会長を15年務めました。
人呼んで“歩くボランティア”。
本人は「もう体力ねぇけぇ、歩けないボランティアじゃ。」
とふざけますが。笑
人望が厚く、家にはPTA教会や福祉教会からの表彰状がたくさんあります。
いつもにこにこ、めったに怒らないそうで、この人に頼まれたらみんな協力するのだろうなというかんじ。
奥さんは「いつも地域のために忙しくて家庭を顧みない夫だったけど、いつもついて行ったんじゃ。」といいます。
この奥さんがまた、可愛らしい方です。
昨日お二人を含めた島の人に飛島の資料館を見せてもらいました。
島には昔砂州がありました.この砂州が島の名物のひとつだったのです。角一さんが小さいときは、潮がひいて砂州が出たときはみんなで歩いて砂州の先まで行って、そこから泳いで向かいの小飛島まで行ったそうです。
しかし今は防波堤で潮の流れが変わってしまったため、砂州の砂はなくなってしまいました。
きれいな砂州を見たかったなあ。