飛島人!

瀬戸内海に浮かぶ岡山県飛島(ひしま)は人口115人、高齢化率78.3%! 過疎最前線からインターン生が発信する島の人の“生の声”

角一さん、満枝さん

 

角一さんと満枝さんはおしどり夫婦。この二人といるととても癒されるのです。

 

海運業を営まれていた角一さんは40台で仕事を辞めました。

なぜでしょう。

 

答えはPTAの会長を務めるため。

PTAの会長を15年やったその後、飛島の自治会長を15年務めました。

 

人呼んで“歩くボランティア”。

 

本人は「もう体力ねぇけぇ、歩けないボランティアじゃ。」

とふざけますが。笑

 

人望が厚く、家にはPTA教会や福祉教会からの表彰状がたくさんあります。

いつもにこにこ、めったに怒らないそうで、この人に頼まれたらみんな協力するのだろうなというかんじ。

 

奥さんは「いつも地域のために忙しくて家庭を顧みない夫だったけど、いつもついて行ったんじゃ。」といいます。

この奥さんがまた、可愛らしい方です。

 

昨日お二人を含めた島の人に飛島の資料館を見せてもらいました。

 

 

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島には昔砂州がありました.この砂州が島の名物のひとつだったのです。角一さんが小さいときは、潮がひいて砂州が出たときはみんなで歩いて砂州の先まで行って、そこから泳いで向かいの小飛島まで行ったそうです。

 

しかし今は防波堤で潮の流れが変わってしまったため、砂州の砂はなくなってしまいました。

 

きれいな砂州を見たかったなあ。